Wow!信号は誰が送信したか?



2013年7月15日

Wow!信号とは、1977年8月15日にSETIプロジェクトの観測を行っていたオハイオ州立大学のジェリー・R・エーマンが、ビッグイヤー電波望遠鏡で受信した電波信号である。狭い周波数に集中した強い信号で、太陽系外の地球外生命によって送信された可能性が指摘されている。望遠鏡は信号を72秒間に渡り観測することに成功したが、以降の探査では同様の現象は見つけられず、その起源は謎のままである。

from wikipedia

Wow!信号は誰が送ったか?

上部の図は実際の、観測記録の画像である。宇宙を観測して得られた信号の強度は1〜10まで行くとその上はA~Zまでで表現されるようになっている。赤線で囲まれた部分に強度の信号が突如現れ、最高強度はUを指し示している。これは普通に宇宙を観測した場合の30倍の強度の信号が、たった10Mhzの区間で観測されたことを意味する。

信号が観測される前、科学者達はもし宇宙人が電波信号をやり取りするとしたらどのような周波数を使うだろうかという議論を行った。その際に可能性が高いと考えられたのが水素線である(1420.406MHz)。なぜこの周波数かと言うと、非常にありふれている上に宇宙で均質だからで在る。Wow!信号は、水素線とほぼ一致する周波数であった(1420.35Mhz)。また望遠鏡は宇宙空間を72秒周期で一点を観測し、それはWow!信号の観測時間とも一致するため地球外由来の可能性が高いと見られている。

地球由来の可能性もあるが、例えば、地球で放射された水素線での電波が電波望遠鏡にキャッチされたのであろうか?しかし水素線の周波数帯は地球での使用が禁止されている周波数帯で地球上で全く利用されていない電波なのである。

宇宙での自然現象の可能性も考えられている。しかし、科学者達は同じ場所をより感度の高い望遠鏡で観測しているが同様の信号が観測されたことはなく、検証ができない状態である。

発見者のエーマンは、スペースデブリ(宇宙ゴミ)に反射した地球由来の電波であると発言しているが、計算上あり得ないことがわかり後にこの説を撤回している。

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未解決問題指数

Summary: アカデミックな舞台で実際に観測された物で、かなり信憑性が高い。また様々な可能性が議論されているがこれと言った回答がほとんど得られていないことからも未解決度は高く、もし原因が明らかになれば、メディアに取り上げられるだけのインパクトは在るだろう。

3.8

ポイント
信憑性
未解決期間
未解決度
謎が解けたときの影響
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