石油はどこから来たか?



2013年8月31日

1970年代、石油は30年で枯渇されるとされてきた。小学校のときの授業であと数十年で石油資源は無くなると習った記憶は誰にでも在るだろう。
それでは現在の石油が枯渇するまでの予測はいくらだろうか?答えは40年である。

なぜ無くならないのか?

どうしてこれほどの時間を経ても、石油は枯渇するどころか、埋蔵量が増えているのだろうか?
石油は、生物の死骸が堆積して高圧のもとで生成したとされている。しかし実は石油は無尽蔵に在るという学説が1800年代後半に唱えられている。石油は、生物由来でなく、地球内部で無尽蔵に湧き出てきているという説である。
その説を支持する証拠はたくさん在るのだ。

1.一度枯渇した油田が復活する事例がある。
石油は高圧の地底で、粒状に岩の隙間に入り込んで存在している。油田と言っても地下に石油が池の用に溜まっている訳ではないのだ。採掘すると、その粒が地上へと穴をあけられることにより、集まって吹き出してくるのである。
もし、生物由来なら、どうして一度枯渇した油田から、また石油が吹き出してくることが在るのだろうか?それは一体どこから来たというのだろうか?もっと深部、もしかしたら生物とは関係のない、地球内部から来ているのではないだろうか?

2.生物が存在したことのない深さからも発見される。
ロシアでは石油の無機起源説が有力な説となっており、それを証明する為に様々な実験結果を国際会議で発表している。その内の一つが生命が存在し得ない、深部からの石油の採掘である(地下6000m超)。
ロシアはこれに成功し、この結果は国際的に議論される結果となった。

Titan1-1024x7663.石油の主成分である炭化水素は土星の衛生タイタンにもある
2005 年 1 月、土星の月「タイタン」に探査機が着陸し、同天体に大量の液体炭化水素(主としてメタンとエタン)が存在することが確認された。炭化水素が生命の存在し得ない惑星に大量に在ることから、生命が存在しなくても石油が生成されうることが示唆される。

 

4.火成岩中に石油が存在することが当たり前に確認されるようになった
火成岩とは、火山から流れ出た溶岩が固まってできた物である。むろんここでは生命が生きていたということはあり得ないであろう。さらにその堆積がベトナム沖では2000mにも及ぶ場所があることが確認された。

5.生命由来では説明できない組成の石油が発見された
ヒビナ・アルカリ火成岩やレボゾノ火成岩に含まれる原油は高濃度の炭化水素が含まれること、及びその炭素同位体組成比が重いことから、これらの炭化水素は無機起源であると学会で報告された。

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Summary: 石油は無尽蔵に在るとすればエネルギーの産業は一変する。石油無機生成説は、根強く在り未だ消えていない。

3.5

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