Youtubeに7万本アップロードされた謎のビデオは何の為に作られたか?



2014年8月24日

謎の暗号動画の目的は?


2013年頃から、世界最大の動画サイト・YouTubeに奇妙な動画がアップロードされるようになった。時間は11秒程度。赤と青の四角形が画面上でランダムに変形を繰り返すだけの内容なのだが、何を表現したいのかさっぱり分からない意味不明な映像と背後で流れる不気味なピープ音は視聴者を戸惑わせるには十分すぎるほどのインパクトを放っている。
何より、投稿数が異常だ。投稿主の「Webdriver Torso」氏のアカウント上ではすでに同種の動画が7万本以上も公開されており、しかも動画投稿はいまだに続いている。一体この暗号動画は何を意味しているのか?ネットユーザーの間で様々な憶測が広がっている。

暗号動画の正体は?

愉快犯説

インターネットには世界中のユーザーが集まる。その中には、意図的に他人を不快にさせるような迷惑行為をはたらいて喜んでいる常識の通用しない変人も少なからず存在する。頭のおかしい暇人が世間の注目を集めるために意味のない動画をばらまいているとは考えられないだろうか?
しかし、Webdriver Torso氏の動画は数か月にも渡って昼夜を問わずアップロードされている。数日程度ならまだしも、これほどの長期間不眠不休で動画の作成・投稿を続けるのは肉体的に難しいだろう。動画数も単なるイタズラの域を遥かに超えている。ただの愉快犯とは考えにくい。

エンコードチェック説

我々が普段パソコンやスマートフォンのディスプレイ上で見ている動画には、「エンコード」という技術が用いられている。エンコードとは、ある種のデータを特定の規則に基づいて別のデータに変換する作業のことだ。動画のように膨大なデータを伝送する場合、一旦情報を細かく分割して送って受信側でデコード(復元)しなければならない。
Webdriver Torso氏の動画は、動画をエンコードした際に作成されるデータのパターンに酷似しているという意見が多い。どこかの団体がエンコードソフトの性能をチェックするためにYouTubeを利用している可能性が高い。現在最も有力な仮説である。


2014年6月にEngadget誌が謎を解明

Engadget誌は、この動画の出所がなんとGoogleであるという証拠をつかみ、電話にてGoogleのチューリッヒの事務所に問い合わせた所下記のような回答を得た。

We’re never gonna give you uploading that’s slow or loses video quality, and we’re never gonna let you down by playing YouTube in poor video quality. That’s why we’re always running tests like Webdriver Torso.

アップロードするユーザーにエンコードを失敗しクオリティーの低いビデオをアップロード後にみせる訳には行かないのです。だからWebdriver Torso.のようなチャンネルを使い、ビデオのエンコードのクオリティーを日々チェックしています

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未解決度指数

Summary: 確かに不気味な動画ではあるが、特に実害が発生しているわけでもない。2014年6月に謎は解明

2

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謎が解けたときの影響
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