レミングの集団自殺は起ったか?



2014年9月1日

レミングは北極や北極周辺の寒冷地域に生息するネズミの一種です。体長はおよそ10cm、短い尾を持ち全体的に丸みを帯びた体を持つかわいらしい動物です。
レミングは3~4年周期で個体数の急激な増加と減少を繰り返すことが知られています。
この理由として、「個体数が増加すると集団で移住する性質がある」といったものや「天敵に捕食され急激に個体数の減少が起きる」などの説が考えられています。これら以外にも有名な都市伝説として知られるのが「レミングが集団自殺する」というものです。

レミングの集団自殺

ディズニー社のドキュメンタリー映画White Wilderness

北欧のスカンディナビア地方では「レミングは集団で海に飛び込む」という伝説が古くから知られており、これがレミング集団自殺説の起源と考えられています。
実際レミングは泳ぎが得意なことが分かっていますが、この説はウォルト・ディズニー社が1958年に制作したドキュメンタリー映画「White Wilderness」の公開によって広く流布されることになりました。
この映画の中でレミングが自ら崖から飛び降りたり水に飛び込んで溺れ死ぬシーンがあるものの、これらはすべて制作側のねつ造であることが後年明らかになっています。

個体数の減少は何故起るのか?

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レミングについての都市伝説が広まる中、個体数の減少する理由についても様々な理由が考えられました。「種としての存続を優先するため、増えすぎた余分な個体が間引きの本能により自殺する」といったものから「かつて存在した伝説のアトランティス大陸への帰巣本能で海に飛び込む」といったもの、さらには太陽黒点との関係、地磁気の影響などいろいろな説が登場しました。

現在レミングの急激な個体数増減の理由ははっきりとは分かっていません。もしかしたら、彼らは本当に集団自殺をしているのでしょうか?レミングは小さな体に大きな謎を秘めた動物といえるかもしれません。

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未解決度指数

Summary: レミングが集団自殺するという減少は実際には記録された事がないが、とても広く信じられている説で同名のゲームがヒットしている事からもその都市伝説が広がったと思われる

1.3

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