女性だけの国家アマゾネスは存在したか?



2014年9月3日

ギリシャ神話に登場する女性だけの部族、それが「アマゾネス」です。
現在のウクライナ周辺の黒海付近に国家を築いたと言われており、ギリシャ神話に登場する様々な戦いに参戦し、最終的にはインドから北アフリカ大陸までその勢力を広げたとされています。

「アマゾネス」という呼び名は当時の黒海の呼び名が「アマゾン海」であったことと同時に、『乳房のない』という単語から由来しているとされています。
なぜならば、彼女たちは戦闘時に弓をひく際邪魔にならないようにと、幼少時に右側の乳房を切除していたとされているからです。

女性だけの国家アマゾネス

彼女たちの国家には女性しか存在しておらず、年に数回仲間を増やす目的を達成するために、近くの部族へ赴き、適当な男と交わりました。
その結果、生まれた子どもが女であれば部族の後継者として、幼い頃から戦術などを教え込み大切に育てられましたが、生まれた子どもが男であった場合、交わった男のもとへ戻すか、手足を不自由にし一生奴隷として扱うか、もしくは殺してしまったとされています。

その姿は、多くの美術品などに記されており、ギリシャの勇者アキレウスとアマゾネスの女王を描いた杯などが残されています。

伝説か事実か

長い間、神話の域を脱することがなかったアマゾネスですが、16世紀頃にスペイン人がアマゾネスと遭遇したという記録が残されています。
ゴンサーロ・ピサロ率いる探検隊が、香辛料を求めてアンデス山脈を探索していたところ、奥深くへ入り込み道に迷ってしまいました。数日道を彷徨ったところ、突然目の前に見たこともない集落が現れます。
飢えと乾きに苦しんでいた探検隊は、救われた思いで集落を訪ねました。
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驚くことに、その集落にはいたのは女性のみであり、さらに彼女たちは探検隊(男性)を見ると話もせずにいきなり弓や槍で攻撃をしてきたのです。その女性たちは、1人で男性10人分の戦力を持っていたとされています。
探検隊は命からがら集落から逃げ出し、何とか山を下りたのでした。

アンデス地方には、現在もなお未開の地が多数存在しているとされています。
文明人が立ち入ったことのない山の奥地に、現在もなおアマゾネスの集落が存在している可能性も、ゼロではありません。
この出来事はヨーロッパで大きな話題となり、アマゾネスは多数の黄金をかこっているとの噂も手伝い、たくさんの冒険家がアマゾンに向かう事になりますが、彼らの多くは、アマゾンの過酷な自然に勝てず帰る事はなかったのです。

フランシスコ・デ・オレリャーナ

6693240069_facb5659d4_zフランシスコ・デ・オレリャーナという冒険家も、16世紀中頃、アマゾネスと遭遇したとの記録を残しています。アマゾン川を上流から下流まで下った初の冒険隊ですが、勇敢な女性部隊が襲いかかってきたと報告したのです。しかし、現在では長髪の未開の部族との遭遇ではないかと考える人々もおり、真偽は定かでは有りません。

現代のアマゾネス・カダフィーの女性軍隊

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昨今、殺害されたリビアの指導者カダフィーには数千人に及ぶ、女性だけの親衛隊を組織していました。彼女達は厳しい軍事訓練と、証言によると性的な奉仕を指導者にしていたらしく、それらの告発が話題を呼んでいます。
もし、現代の軍隊がこれらの女性軍隊を争う事になれば、男性であるが故に女性を攻撃する事ははばかられるでしょう。そういう意味ではアマゾネスは最強の軍隊と言えるのではないでしょうか?もしかしたら、古代のアマゾネス伝説も、このような意図で特別に組織された部隊だったのかも知れません。

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未解決指数

Summary: アマゾネスは、黄金伝説とともに15世紀のヨーロッパを吹き荒れ、アマゾン川の命名もアマゾネス伝説から来ている。しかし、アマゾンに探索に行った他の探検隊はアマゾネスに遭遇する事はできなかったのである。

3.3

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