リジー・ボーデンは両親を殺したか?



2014年9月4日

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リジー・アンドリュー・ボーデン(英: Lizzie Andrew Borden、1860年7月19日 – 1927年6月1日)は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州フォールリバーで1892年8月4日に発生した実父と継母の斧による惨殺事件の中心人物となったニューイングランドの女性[1]。事件とその後の裁判や過熱報道はよく知られており、アメリカの大衆文化や犯罪学に大きな影響を与えた。
〜引用:Wikipedia

1984年の真夏、猛烈な暑さの中でその残虐な事件は起きました。
掃除が終わり2階の自室でうつらうつらしていたメイドのブリジットは階下の金切り声で目を覚まします。
「お父様が死んでる! 誰かが入ってきて殺したのよ!」
それは、その館の娘、リジー・ボーデンの叫び声でした。

事件が起こったのはアメリカのマサチューセッツ州。
地元の名士であり大富豪であったアンドリュー・ジャクソン・ボーデンとその妻アビーが斧で惨殺されたのです。アンドリューは斧で11回、妻アビーは19回も殴られ、アンドリューの眼球は真っ二つに割れている程でした。

第1発見者は次女のリジー・ボーデン。
事件当時は33歳でした。

容疑者はたった二人

当時、館の中にはリジーとメイドのブリジットの2名のみがおり、その他の人物はいませんでした。
また、妻アビーの殺害時刻は午前9時、そして夫アンドリューの殺害時刻が午前11時であり、2時間の空白があったことから、外部の人間が館に侵入し2時間もどこかに潜伏し続けることは現実的ではないなどの推理があり、必然的に犯人はリジーかメイドのブリジットのどちらかに絞られたのです。

アンドリューからアビーへ農場を相続させる当日

妻のアビーはアンドリューの後妻であり、再婚当時からリジーとは犬猿の仲でした。
夫アンドリューは高齢であり、後妻の今後を心配し、自分の持つ広大な農場を後妻のアビーに相続させることを決めていました。事件当日は、農場の所有者をアンドリューからアビーに変更する手続きを行う当日だったのです。

変更予定手続き開始時刻になっても変更場所に現れないアビーを不思議に思い、アンドリューは一度自宅に戻っています。そこでアンドリューはリジーから、アビーはとっくに出かけた、と聞かされるのです。実際には同じ館の別室で惨殺されているにも関わらず。
リジーは継母のアビーを嫌っており、アビーが莫大な遺産を相続することに猛反対していました。
事件のあった数日前に、リジーは町で青酸の購入を試み、薬屋に断られています。
また、事件の直前にはボーデン家で食中毒のような症状が発生しています。そしてその食中毒は、リジー以外の全員、すなわちメイドのブリジットも症状を呈していたのでした。

AndrewBordenアンドリューは居間のソファーで一休みし、うつらうつらしていたところを斧で惨殺されたのではないかと言われています。

リジーの逮捕と判決

リジーは逮捕され、裁判にかけられることになりますが、陪審員は全員一致で無罪の判決を下します。理由は、返り血を大量に浴びているはずの服が一切発見されていないことと、凶器の斧と断定できる斧が発見されていないことでした。実際には斧が館の地下室で発見されていますが、刃の部分はきれいで、柄の大部分が行方不明になっていました。
また、事件の数日後にリジーが自分の青いドレスを引き裂いて台所で焼いていたところを目撃されていますが、リジーは「ペンキが付いたので処分した」と主張したのです。

莫大な財産を相続

リジーはその後釈放され、父親の莫大な財産を相続し、殺人事件があった館とは別の場所に豪邸を構え、67歳で天寿を全うするまで豪華な暮らしを満喫します。

真相は闇の中ですが、現在ではおそらくリジーが犯人であることは間違いなく、地元の名士の娘が殺人を起こしたと言う事実に陪審員たちがおののき、様々な裏工作が施された上で証拠不十分のために無罪扱いとなったのではないかと言われています。

この惨殺事件はアメリカの民謡、マザーグースの戯れ歌にもなっています。
Lizzie Borden took an axe(リジー・ボーデンは斧を取り)
And gave her mother forty whacks.(母さんを40回打った)
And when she saw what she had done (自分がした結果に気づき)
She gave her father forty-one.(今度は父さんを41回打った)

そして、凄惨な事件のあった館は、現在では旅人が宿泊することが可能な見世物小屋的な宿泊施設となっています。

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未解決度指数

Summary: アメリカの司法制度はOJシンプソンの例のように、話題となる事件程、不可解な結論を出す事がまま有り、このリジーボーデンの殺人事件も一つの例と言えよう

3.3

ポイント
信憑性
未解決期間
未解決度
謎が解けたときの影響
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