あくびは何故出るのか?



2014年8月27日

眠たいとき、疲れたとき、退屈なとき、人が反射的にとってしまう行動が「あくび」です。あくびは人だけではなくネコやイヌ、鳥や爬虫類にも見られることから、脳の原始的な部分の働きによるものと考えられています。なぜあくびは起きるのでしょう?その理由として以下のような説が考えられています。

新しい酸素を取り込み、脳を刺激するため?

眠気や疲労がたまると脳の活動量は低下してきます。これを防ぐため、あくびをして新しい酸素を取り込むことで再び脳が活性化するようにしていると考えられています。

外気を取り入れて体温調節をするため

5935650997_3e6a5c1fd6_z最近提唱されている説がこちらです。体の器官の中でも、脳はより多くのエネルギーを消費する部分です。そのため、脳は活発に熱を発生しており、そのままだとオーバーヒートし活動量が低下してしまいます。これを防ぐため、あくびで外気を取り込み脳を冷やしていると考えられています。また高温の部屋にいる、あるいは頭を冷やした状態だとあくびが出にくいという研究結果もあり、この説を裏付けています。

異なる生物間で感情の共有を図るため

226628124_5fad83cece_z他の人があくびをすると、自分にもあくびが移ることがよくあります。正確な原因は不明ですが、これは他者の感情を理解する脳の働きによるもの、という説が考えられています。仲の良い間柄だとよりあくびが伝染しやすい、自閉症の人はあくびが移りにくいという報告からも頷ける説だと言えるでしょう。また群れで行動する動物が眠る時間を互いに知らせるため利用しているとする説もあるそうです。

以上のように、あくびの起こる原因はさまざま考えられていますが、いずれにしても生物が生きる上で必要な行動であることは間違いなさそうです。無理にあくびをがまんするのは体に悪影響といえるかも知れません。かといって、周囲の人を考えない迷惑なあくびは控えたいものですね。

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未解決度指数

Summary: あくびは人間だけでなく、様々な生物に見られる不思議な現象である。だれかのあくびを見ただけで感染するというのも不可解であり、もしかしたら生命にとって大きな謎が隠されているかもしれない

3.8

ポイント
信憑性
未解決期間
未解決度
謎が解けたときの影響
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