昏睡かそれとも意識があるのか?23年間もの間ロックドイン症候群で昏睡と診断されていた男



2016年5月17日

ベルギー人男性当時20歳は、1983年にバイク事故で心肺停止に数分間陥り、その後植物状態(昏睡して意識の無い状態)と診断されて23年間を生きた。しかし2006年になんとその23年間実は意識が合った事が判明したのだ。
今回は、このロックドイン症候群という、全身麻痺で意志を伝える事もどんな行動もとる事が出来なくなる疾病状況についてこの男性を例としてご紹介する

23年間 昏睡と診断されたロックドイン症候群の男

ロム・ハウベン氏は工学部の学生で4カ国語を話すエリートだった。しかし不幸な事に20歳でバイク事故を起こし、心肺停止、全身が麻痺してしまう。
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23年後、実は意識が合ったと判明してから、最新のコンピュター機器で彼の言葉を拾う事が出来るようになってから彼が語った所によると、医師が言っていることはすべて聞こえるのに、いかなる手段でもコミュニケーションをとることができなかったとの事だ。

ロム・ハウベン氏「叫びたかったけれど、声が出なかった」

どうやって23年間耐えたのか?

23年間もの間、いかなる意思疎通も行動も出来ず、ベッドに横たわったまま過ごすというのは常人には創造を超える苦痛であるだろう。

ロム・ハウベン氏「周囲の人々が私が意識が無いと考えていると知って憤りを覚えました。しかし我慢する以外に無かったのです。欲求不満という言葉ではとても言い尽くせません」

彼は、瞑想をする事で日々を過ごす事にし、23年間夢を見続けた。そして、23年後についにその夢はかなったのだ。それは彼が昏睡している訳ではないと信じている唯一の人間母親の力によってである。

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*母親の直感が医学を超える

ロム・ハウベン氏の母親は執念深く息子の意識がある事を証明しようと20年以上にわたり専門書に当たり、様々な大学の権威に連絡を取り続けた。そしてリエージュ大学のスティーブン博士がハウベン氏の脳をスキャンした結果、身体は動かせないものの、ハウベン氏は自身のまわりで起きていることは完全に把握しているということが2006年についに明らかなったのだ。

ロム・ハウベン氏「間違いが発見された日のことを絶対に忘れない。2度目の人生が始まったんだ」

昏睡と診断されている40%以上が実は意識がある?

現在の最新の技術で昏睡と診断されている患者を、調べるとなんと40%以上が意識が合ったと衝撃の報告もなされている。ロム・ハウベン氏のような事例は決して珍しい物ではないかもしれないのである。昏睡という医学的判断基準は大きく揺らぎつつある。

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